120項目抗体検査(食物アレルギー検査)してみた。

 せっかくのおうち時間だから「自分を知る時間にしよう!」と思い、手を出した「遺伝子検査」の中で気になる病名がありました。(詳しくは遺伝子検査してみた。にて。)

セリアック病

 私はこの遺伝子検査によると、この病気とグルテン不耐症になるリスクが高いようです。実は心当たりがありました。私は生まれつき腸が弱いです。親も弱かったので、おそらく遺伝だと思っていました。これは、もしかして原因がわかるかもしれないと思い、近くの消化器内科のある医療機関にいくつか問合せしました。ところが、検査できるところがないのです。セリアック病はアレルギー反応と深く関係しているので、総合病院でもなかなか検査をしてくれるところがありません。そこで見つけたのがコチラ→遅延型アレルギー検査 IgG食物過敏セミパネル(120項目)です。

グルテンだけでなく、120項目の食物アレルギーの検査をすることができます。(219項目検査することができるキットもあります。)自身の遅延型アレルギー(6時間から24時間経ってから反応が起こる)についてもコチラで知ることができます。

 一つだけ購入を迷った理由があります。自分で採血しなければならないのです。ただ、興味の方が勝り、結果的には購入することにしました。手順は簡単です。

 ①検査申込登録
  専用サイトに、購入した製品番号と自分の情報をひもつけするための登録を行います。個人的には偽名でもいいんじゃないかと思います。
 ②同意書記入
  個人のセンシティブな情報を検査するわけですから、個人情報等の確認事項がいくつかあります。
 ③検体作成
  ランセットを使って採血し、専用の容器に入れます。
 ④返送
  専門機関に専用封筒で郵送します。使用済・未使用のランセット一緒に返送します。
 ⑤結果閲覧
  郵送されてきます。パソコンやスマホでも閲覧できます。私の場合は2週間程度で返送されてきました。

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指標はこのような感じです。私のアレルギー反応があったものを一部公開します。まずグルテンについてですが、関係するものの反応はやはり高かったです。グルテン、小麦に関連するものの他にも、白米、大豆など主食の反応が高いことがわかりました。どおりで慢性的に腸が弱かったわけです。主食を食べない日なんてほぼないですから。

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 最も反応が高かったのが牛乳と卵白でした。これは6(100)を振り切っており、こちらについては基本的に摂取は控えようと決めました。結果を受けて実践している食生活を簡単にご紹介します。

 ①白米やパン等の主食は一日一食まで。ただしそばやトウモロコシはOK。(私の場合もともと朝食は取りませんので二食のうち一食を変更するだけです。) 
 ②牛乳は飲まない。豆乳もできるだけ控える。 
 ③卵かけご飯は卵黄
 ④人と外食するときはこの制限を気にしない。

発酵するとOKになるものもあるようです。私の場合、牛乳はNGですがヨーグルトはOKです。せっかくなので食事の幅を広げようと反応の弱いキヌアにも挑戦しました。それだけだときついですが、サラダに添えるのなら合いそうです。補足ですが、肉、魚、野菜についてはほぼ問題なしでした。炭水化物ありきで食事を構成することにこだわる必要はないのかなぁと考えています。

 この生活をしてみて、二週間くらい経ちますが、お腹のゴロゴロが少なくなりました。そして、腸内環境が良くなったからでしょうか、オナラが臭くなくなりました。今のところ、制限が苦しいということはなく、楽しんでやれています。