「あー、これから人生どうすっかな」って思ったときに聴いたハロプロ曲

 

3年前の私は自らの人生に絶望していました。
30歳。金無し。職無し。あて無し。
なんにも無いのに実家から東京に出てくることになりました。

それまで何をしていたかというと、ある職業に就きたくて一から勉強を。
大学を卒業し、就職し、その仕事を辞めて、学ぶということはリスクがあることは当然想定していました。
でも、自分の可能性に挑戦したかった。自分ならできると信じていた。

そして、夢破れたのです。

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人生つんだーーーーー!!!
生き地獄。
何もする気が起きない。
夢も希望もない。
消えたい。

そんな私を励ましてくれた曲を紹介してきます。

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1 試験に失敗(社会に出てから)

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どした?もう諦めるのか
いいわけなんてするんじゃない
腹が減ったらちょっと休憩
諦めちゃならねぇ 

この2年間の努力がちゃんと発揮できるのか、あれとあれははずせない、それを考えるならあれも繋がってくる……そんなことを考えていると試験前夜は全然眠れませんでした。

頑張ってきたことを発揮できなかった不甲斐ない自分。
帰りのバスで、ヘッドフォンからふと流れてきたこのフレーズに涙が止まりませんでした。

 

今宵は ここを抜け出して
秘密の場所行こうよ
大きな穴 埋める計画を
本気で考えようじゃないか

なんとなくこのフレーズも好きです。
暗く落ち込んだ気持ちをふっと軽くしてくれるんです。

大きな穴 埋める計画!?本気で考えるってなに!?って。

 

2 行き場のない気持ちには、プラチナ期

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恣意的で申し訳ないのですが、モーニング娘。のプラチナ期って本当に不遇の時代でした。
世間ではAKB等、ハロプロ以外のアイドルが注目を集め、モーニング娘。はもはやオワコンと思われていました。

カッコイイし歌もうまい。あおりだって絶妙です。
それなのに、売れない。

 

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それでも彼女たちはモーニング娘。を「続けた」のです。

 

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私はその姿を自分に重ねました。
今は結果が出なくても、自分は絶対にプラチナを持っているはずだ。
時間がかかっても、諦めてはいけない。

彼女たちの存在そのものが、自分を鼓舞してくれていました。

 

3 「どうすっかな」のあとに、また試験

親のすすめで、私はそれまでと全然違う試験を受けました。

自分で決めた道を諦めた私は、自分でも驚くほどに空っぽでした。
なにもかもがどうでもよくなってしまいました。
それゆえ、親の「あの試験受けてみたら?これまでに比べたら簡単でしょ?」の言葉に反抗する気力すらありませんでした。

毎日10時間くらい勉強していた私から勉強を取ったら、ヒマしか残らなかったのも理由の一つです。

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落ち込んでちゃいられない
即行 私は立ちあGirl Oh Yeah!
こんなとこで負けなんて 認めない

なんというポジティブ!
当時の私にはまぶしすぎる歌詞でした。
それがゆえに、聴くのが苦しいときも。

 

自慢したいMy人生 HAPPYへGO!
タチアガール

「HAPPYへGO!」っていい歌詞ですよね。
今はまだ、HAPPYじゃないってことですもんね。

そう、こんな私でもHAPPYになれるんじゃないかって。
この歌詞から少しだけ光を見出したんです。

ちなみに、その試験は合格でした。

 

4 定期的に聴きたくなる

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私笑う
君も笑う
なんて素晴らし
この幸せ

なんの変哲もない自分の人生です。
笑う相手(君)なんていなかったし、そもそも自分が笑うことすら皆無でした。
再び社会と関りを持ったときに、
「一緒に笑ってくれる君がいる」というだけで涙が出そうになりました。

 

平穏の中に
感動があるね ねっ

「ねっ」って言い方がちょーかわいい!!
それだけです(笑)

 

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基本的につんく曲ばかり聴いているわたしですがこれは好きです。

 未熟者は将来がある
未来しかなくてごめんね!

 初めて聴いたとき、なんてエネルギッシュな歌詞なんだろうって思いました。
だんだんと「未熟者です」言えない年齢になってきたように感じています。
相対的にはそうだとしても、絶対的な自身の感覚としてははまだまだ「未熟者です」と言いたい。
というか、そう言う心のゆとりが自分には大事なんです。

 

困難 荒波 大歓迎 

 この歌詞だけは、賛同しかねます!
もう勘弁っす!

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■■あとがき■■

ここには書ききれないくらいたくさんの曲に励まされてきました。
曲や歌詞から直接であったり、その背景も含めてだったり。

人は、青春時代に曲をたくさん聴きたくなるそうです。
それは、心が悩み、迷い、もがいている時期なので、なにかヒントをつかもうと必死だからだとか。
(だからエヴァンゲリオン碇シンジはずっとヘッドフォンをしているのでしょうか)

そんな「青春時代」はもう来てほしくはないなぁ……とぼんやり思うのでした。